【宮崎】仕事初めは鵜戸神宮にて
みなさんこんにちは!
今年の仕事初めは宮崎県日南市、鵜戸神宮陵墓参考地での伐採業務でした。
こちらでのお仕事は、実は初めてではなく2度目になります。
㈱日南造園さんよりご依頼いただきました(^^)
現場は車の入る道路から登山道のような道を15分程歩いていかなければならない場所なので・・・
必要最小限な機材のみを現場まで人力で運ぶ必要があります。
今回、伐採対象の樹木は高さ15m、直径40㎝ほどのシイノキが5本。
どれも越境木や倒木の危険がある枯損木です。
こちらのシイノキ、宮内庁管轄の敷地内にありまして、
普段は立入が許されない聖域でのお仕事です。
「宮内庁」と立て看板に。
【陵墓参考地とは?】
古い書物や現地の出土品などにより、宮内庁から皇族の墳墓とされたが、被葬者を特定する資料に欠ける陵墓。2府16県に46箇所が所在する・・・(だそうですWikipediaによる)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B5%E5%A2%93%E5%8F%82%E8%80%83%E5%9C%B0
こちら鵜戸神宮では、「鵜戸山 連日の峯 吾平山上陵(あひらのやまのうえのみささぎ)」
「御陵」と呼ばれ、今日まで大切に守られてきたそうです。
【スピードラインとは・・・】
枝や幹が真下に落ちて石柱にあたって壊さないように、
主に「スピードライン」という技術でロープを複数本用いて上から少しずつ地上におろします。
(写真ではピンクと黄色のロープが写っています)
切った枝や丸太をゴンドラに例えてロープウェイのような仕組みで
切った丸太等を運ぶシステムです。
この方法は業界では最もポピュラーで活用される技術です。
伐採する木の真下に池、構造物などがあり真下に樹木を吊降ろすことができない場合、遠く離れた場所まで切断→集材を一度に行えるなどのメリットから作業員の削減、省力化ができます。
他にも様々な手法がありますが、現場ごと、木ごと、枝ごとにどの方法が最良かを判断し実施します。
ところで、
「ゆっくりゆっくり」やれば安全というものではありません。
自然を相手にするうえで目まぐるしく変わる諸状況に柔軟に対応する必要があります。
弊社は「作業がものすごく速い」とよくお声をいただきますが、決して手抜きをしているわけではございません。
安全・確実はもはや当たり前ですので謳い文句にするナンセンスだと思っておりまして・・・
最良・最善・最高の判断のもと仕事を行うことで、無駄を削ぎ落した工法は結果として最速となり
お客様はもとよりスタッフの負担を局限することができるのです(^^♪
Nextステージ「感動」品質を常に心がけております(^.^)
【株式会社 日南造園様との出会い】
宮﨑県日南市 熊本県熊本市
片道200㎞超・・・ですが弊社は困った木があればどこまでも
呼ばれれば地球の裏側まで駆けつける所存です・・・
昨年2018年に「道の駅なんごう」でのジャカランダという植物を傷めないように伐採してほしい・・・
とのご依頼から今回で3回お仕事をご一緒させていただきました!
「道の駅なんごう」さんのHPはコチラ
初めて「特殊伐採」をじかに見るとの事で、せっかくですので講習会も併せて実施させていただきましたが、
メモもしっかりバッチリとっておられ、従業員さん一人ひとりの意識の高さに驚きを覚えました。
管理されてらっしゃる日南海岸道路の植栽の状況、景観をみれば納得。
素晴らしいお仕事をされていらっしゃいます・・・!
㈱日南造園さんの所在地
https://goo.gl/maps/mWgt9sRJAVF2
仕事はじめが神域でのお仕事となり非常に緊張しました・・・
私たちの仕事では枝一つとして同じ現場はなく、
その時々によって臨機応変に対応して作業を行わなければなりません。
今年も慢心することなくどんなに難しい現場でも対応できるように、日々知識と技術を磨いて参ります。
大木の伐採や剪定でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください(^_-)-☆
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