山猿
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【宇土市 住吉神社】ケヤキの伐採

皆さまどうもこんにちは(^^♪

本日は宇土市の住吉神社様の境内にて大きくなりすぎたケヤキの伐採を行いましたのでご紹介いたします(^^)

【なぜ御神木が伐採されなければならなかったのか】

樹齢およそ80年のケヤキが表参道に並んでいます。
これらは自然に生えてきたものではなく、信仰あつい人の手により植えられ、今日まで大切に引き継がれてきたそうです。

そのようなケヤキがなぜ伐採されることになったのか・・・?

「夏は毎日決まってここで体操をするんです。それはそれは心地よい木かげなんですよ。」 (70代男性)
ご近所にお住いの方々も伐採してしまうことを残念がっておられました。

今回、弊社にご依頼下さったのは胸高直径が約80㎝ほどもある立派なケヤキ 1本。
ちょうど神域との境界に植えられております。

「根本が太くなりすぎて石垣を押し壊しそうなんです。おおきな“ウロ”もあり倒木してしまうのではないかと心配です。」と、お施主様。

「昔だったら、枝が落ちて頭打ったなんかでも“バチが当たったとたい”で、済んだかもしれん。今のご時世そういう訳にもいかん。」

伐採を惜しむ声も多いなか、最悪の事態に備える為にやむなく伐採となりました。
人と樹木の共生はなかなか難しいものです。

関係者で伐採を行うことを神様に報告、工事の安全を祈願。

ご祈祷中

【住吉神社御由緒 参拝者が絶えない理由】

延久3年(1071年)肥後国司菊池則隆が摂津住吉宮の分霊を勧招し、海上安全の守護神として創建したという。

菊池氏により手厚い保護を受けたが、戦国時代に社殿は失われた。
寛文13年(1673年)、熊本藩主・細川綱利により、現在地に再建された。
以後、肥後三大社として細川家代々の崇拝を受けた。
熊本藩主の参勤交代などの航路のため、また地域の海上安全のため神明の加護を祈願した。
雨乞い祈祷などの記録もある。
熊本藩第4代藩主・細川宣紀が奉納した高灯籠は、日本最古の灯台であると言われており、
後々まで、島原湾の航海安全に大きく寄与した。
細川宣紀は「住吉の神捨てずば沖津船 なぎさに寄せよ八重の潮風」という歌を、住吉大神に詠んでいる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「もともと、ここは離れ島だったんですよ」 (宮司様)
鎮座されてまもなく950年を迎える住吉神社。
実は今回で4度目のお仕事。

「草刈り機の調子が悪かとばってんが、ついでのときでよかけん見に来てくれんどか?」
「高枝はさみが壊れたから、修理屋さんに持って行ってくれませんか?」

一帯が住吉自然公園とされているこちらは

県内でもめずらしい「海も森も」歩いて楽しめる神社なんです。

「仕事で嫌なことがあったら決まってここに来るんです。ここの海の風と静かな杜に癒されます」 (30代女性)
・・・仕事で来る我々も同感です(笑)

さらに沖には、あの伊勢物語や枕草子にも登場する「風流島 (通称 たばこ島)」があり、そこに立つ鳥居に沈む夕日を撮るのカメラマンさんも県内外から来られるそうです。

風流島の地図はこちら

梅雨の時期は公園がぐるっと色とりどりのアジサイで染まります。
まだ行ったことがない方はぜひぜひ(^^♪

【倒せない木の伐採もお任せ!】

今回、伐採対象の樹木の周辺に十分なスペースと、近隣にお住いの方々のご協力が得られましたので
けやきの目の前にどっしりとクレーンを据えての作業です(^.^)

 安全確保、危険防止の為に作業半径内は立入り規制をしています。

ところで、弊社は、クレーン車や高所作業車が使える場合は積極的に使う方針です。
より早く、より安全な方法が結果としては経費の削減にもつながります。

外見は綺麗ですが、中身は空洞化しておりまして・・・
樹上でトラックの荷台の長さ(横)に切断していきます。

中は土になっていて、ケヤキの根が生えていました。

赤のケヤキですので傷みが無ければ・・・と残念ですがどんどん断幹しております(;^_^A
※一部は旋盤加工の後にペンになる予定です。

【伐採を終えて】

ご近所の皆さんに見守られ、ケヤキは最期を迎えました。
総重量は3.8ton。午前中に完了です。

心配そうに見守っておられたお施主さんも、ご近所の方々も無事に作業が終わったことに安心しておられました。

山猿ブログをご覧いただきありがとうございます!

いかがだったでしょうか?

弊社ではどんな場所の、どんな木でも対応が可能です。
こちらの住吉神社様のように石垣やブロック塀の保全、
危険防止の為の伐採についてのお問い合わせは、毎日多くのお客様よりお問い合わせをいただきます。

伐採のみならず、剪定や根っこを抜く 抜根などの工事も承っておりますので

メール、電話にてお気軽にお問合せください(^_-)-☆

では、次回のブログ更新まで楽しみにどうぞ!!

いつもありがとうございます(^^♪

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