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【作庭事例のご紹介】熊本市南区・M様邸

【作庭事例のご紹介】熊本市南区・M様邸

こんにちは、株式会社山猿の山本です。


今回は、熊本市南区のM様邸でご依頼いただいた新築外構のうち、門柱まわりのデザインをご紹介します。

今回制作した門柱と植栽(表札は墨消ししております)

■ 門柱デザインのこだわり

門柱はコンクリートブロックを11段積み、
珪藻土系塗料をローラーで斜めに塗って「朝の木漏れ日」をイメージした仕上がりに。
塗り方の角度にはかなり悩みましたが、ドイツ壁風の柔らかい陰影が美しく出てくれました。

■ 景石と瓦の組み合わせ

壁の質感に合わせて、阿蘇溶岩石(赤・黒)をバランスよく配置。
特に赤い溶岩石は、外構全体の印象がぼやけないよう、
しっかりとしたアクセントになるように据えています。

目を引くのは「瓦積み」。
今回のご依頼は、カーポートや駐車場、フェンスなどの構造物中心の外構でしたが、
“植木屋らしさ”を活かして、世界に一つだけの景を添えたいと思い制作しました。

夜になるとタイマーにより自動的に照明が点灯する

夜になると瓦の隙間から光がこぼれ、
右側のアップライト・瓦内部・左の足元ライトで昼と夜とでまったく違う印象を演出しています。

夕暮れ時。
人感センサーにより反応した門柱裏の天井ポーチ灯がの明かりがじんわりと左下からこぼれる。
明暗をうまく活用し、「おかえり」の導線を作った。

■ わずか60cm×2mに込めた植栽

植栽には、ブルーベリー、マホニア、トクサ、ベニサツマツツジ、ツワブキ、
タマリュウ、コクリュウ、ブルーパシフィック、スナゴケなどを配置。

奥行きわずか60cm・幅2mの空間に自然のリズムと季節感を凝縮しました。

「和」の瓦とブルーベリーの相性には悩みましたが、
全体としては和モダンなテイストに仕上がり、
畳職人である施主様にも喜んでいただけました。

主木のブルーベリー。春にはかわいらしい花。
夏には実が収穫でき、秋には真っ赤な紅葉。
四季を感じる「顔」になった。

■ 最後に

「山猿=伐採」のイメージがあるかもしれませんが、
私たちは大木の特殊伐採から繊細な作庭まで、植木屋として幅広く対応しています。

庭まわりのことなら、どんな木でも、どんな場所でも、
ワンストップでご提案可能です。お気軽にご相談ください!

株式会社 山 猿

電話 096-223-5069

お問い合わせフォームはこちら https://www.yamazaru.co.jp/inquiry/

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