安全への
取り組み

お客様に安心してご依頼いただけるよう、
山猿では安全性の追求に努めています。

住宅街での作業では近隣の皆様への配慮はもちろん、特殊な場所では作業環境へ細心の注意を払いながら作業を行います。
お客様が安心してご依頼いただけるよう安全性の追求を怠りません。

社内研修の実施 各種講習への参加

もちろん、ロープワークを用いる特殊伐採には、高度なロープワークスキルが必須となります。また、お庭作りにおいての植生知識はもちろん、剪定方法にも特殊な技術が求められます。山猿では、社員全員が適切なスキルを身につけられるよう社内外にて積極的に講習等を受講し、日々スキルの向上に努めています。

備品・設備のダブルチェックを徹底

始業前に備品・設備のメンテナンス、チェックを社員全員でしっかりと行い、備品・設備の故障等による事故が起きないようにしています。

安全基準認定を受けた
備品・設備のみを使用

山猿では代表 山本の目利きのもと、本当に安全で、しっかりとした備品・設備のみを購入し利用しています。
良いものを長く使う。そのためのメンテナンスを欠かしません。

技術

特殊伐採は大変危険な作業です。弊社ではクライミング経験豊富なスタッフがロープワーク技術を用いて作業を行います。
技術の追求はスタッフの安全、ひいてはお客様に安心をご提供できることにつながります。

​スピードライン

吊り下げた枝や幹を真下に降ろすことができない場合や、切断→集材と一度に行いたい場合などには便利な技術です。
ロープウェイのイメージで、重量物に制動をかけながら遠く離れた場所へ安全に運ぶことができます。

ダイナミックリギング

幹や枝葉を切断する際に構造物などがあり、地面まで落とすことができない場合、高い強度と柔軟性を兼ね備える樹木リギング専用のロープとブロック(滑車)、制動器を用いてゆっくりと地面におろします。
​重量の見極めはもちろんですが、切った後に材がどう振れるかなど考えることも重要なポイントとなります。
ダイナミックリギングでは、重量物が落下した際(ぶら下がる)ロープをロックさせずに適度に流し、衝撃を極力減らす必要がありますが、これには作業員の高い判断能力と熟練の技術が必要とされます。​

リムウォーク

ロープを軸に、それぞれの手足へかかる荷重のバランスを取りながら、枝の先端まで進む(歩く)技術です。

備品・設備

安全安心な作業を行うために、使用する備品はメンテナンスを欠かしません。
道具として正しく動作することで、安心安全な作業につながります。

個人装備

​​ハーネスやランヤード、木に登る時に樹皮に刺しながら使うクライミングスパー等
​​樹上作業時に個人で携行する道具一式になります。

作業時の服装

樹上、地上問わず体を保護するために必要なチェーンソーパンツ、ヘルメット、サングラス、イヤーマフ(耳)、ブーツ等、作業員同士がすぐ視認出来るように明るい色を取り入れています。

また、大きな木で地上と樹上で距離が離れている場合等はインカム(無線)を使用する他、手信号により、スタッフ間の指示や連絡が確実に伝達出来るようにしています。

GRCS(good riggng control system)

リギングを行う時に使用する手動ウィンチ。
人力で動かす事が難しいロープに吊られた重い幹や枝も、ウィンチに組み込まれている倍力装置により、ロープを巻き上げて動かす事が出来ます。

手動ウィンチを複数使用する事により、切った木を空中で自由自在に動かす事が出来、構造物に覆い被さっているような枝や幹も落とす事なく作業を行う事が可能です。

また、GRCS専用の先端工具を装着したバッテリー式のドライバーを使用して、電動によるロープの巻き取りも可能。専用のハンドルによる手作業であったロープの巻き取り作業も電動化により作業の効率化、そして作業員の負担軽減に。

弊社では5台のGRCSの他に、GRCSよりも軽量なエレファントウィンチ2台を駆使し作業を行います。

プーリー

リギング時の中間支点やロープの方向を変えるために使用します。

ポータラップ

ロープに制動をかける為に使用する道具であるポータラップ。
主に幹の最下部に取り付け、ポータラップにロープを巻き付けて、使用します。
吊っている木の重量を見極め、ロープをポータラップに巻き付ける回数によって制動のかかり具合を調整して安全に木を下ろす事ができます。

カラビナ

アルミやスチール、カーボン、といった材質だけで無く、形状やロック機構も様々なカラビナ。
その中からクライミングに使用する物やリギングに使用するもの、使用するシステムに最適なものを厳選しています。

登高器・下降器

ロープを使って登り降りをする際に使用する登高器や下降器。
petzl zigzagやID そしてrock exotica unicender等を主に使用しています。

スローライン・スローウェイト

木に登るためのクライミングロープと支点となるフリクションセーバーを取り付ける際にセットで使用するスローラインとスローウェイト。
細いロープの末端にウェイトを固縛し、ウェイトを活かして支点にしたい枝の又に投げて使用します。

フリクションセーバー

木に登る際にクライミングロープの支点として幹や枝に巻いて使用するフリクションセーバー。
ただ単に支点としてだけでは無く、フリクションセーバーのリング等にクライミングロープを通して使用するので幹や枝に直接ロープが擦れる事が無く、木を保護するためにも活躍してくれる道具です。

スリング類

プーリーとカラビナとセットで使用するデッドアイスリングやリギングを行う際にリギングの支点として単体で使用するリングスリング等。
様々な長さ、太さを状況に応じて使用します。

エンジンウィンチ

主に人力での集材が困難な場合に専用のロープと併用して使用するエンジンウィンチ。
人力では四苦八苦するような急斜面での集材もエンジンの力によって、一度により多くの枝や幹の集材を行う事が可能となります。

防護ズボン

チェンソーを使用する現場では、チェンソーで自分の体を傷つけてしまうという事故が後を立ちません。そして、特に多いのが下半身への事故です。いくら注意しても、注意だけでは完全に事故を防ぐ事はできません。その万が一の事故時に被害を最小限に抑えるため、防護ズボンの着用を徹底しています。

クライミングロープ

作業員が木に登る際に使用するロープのことをクライミングロープと呼びます。用いる登攀器具との相性、木の高さほか現場の状況に応じて適当なものを使い分けています。

リギングロープ

幹や枝などの重量物を吊り下ろす時に使用するロープのことをリギングロープと呼びます。このロープには様々な種類があり、吊り下げる材の大きさや重量、木の高さ、天候、現場の状況に応じて適当なものを使い分けています。

インカム(無線機)

作業員同士の声のかけ合いは非常に重要ですが、木の上と陸地等、少し距離のある作業員同士の会話はおのずと大声になりかねません。
そこで山猿ではインカムを用い、電話で話すのと変わらない程度の声の大きさで会話をしています。
山猿は可能な限りの、静かな作業現場を目指しています。

バッテリー式チェーンソー

住宅街などでの作業は近隣住民への騒音を気にされる方も多くいらっしゃいます。山猿ではバッテリー式のチェンソーも導入しておりますので、保育所や学校など作業音に気をつかう現場でもエンジン式と比べ、比較的静かに作業を行うことができます。作業員同士の無線連絡も雑音なくクリアに聞こえます。

樹木粉砕機(チッパーシュレッダー)
各種チェーンソー

弊社では排気量25㏄~120㏄まで、ガイドバー長さでは25㎝~150㎝までのチェンソーを各種取り揃えております。市街地や保育所などの周辺での工事では静粛なバッテリー式の物を使います。排気音や振動障害に対し国内法規に適合した機器のみを正規販売店からのみ購入しております。気温、天候問わず過酷な条件でも作動する信頼できる機材たちです。